ペットフードで本当に栄養は十分なの? [ちょっと気になること!]
今日は、私たちの家族の一員でもあるペットのご飯を話題にしてみました。
わが家では、ペットフードを食べさせているのですが、購入する際にはいろいろと悩むんです。
初めてペットを買った時には、鳥のささみとチーズをご飯にしていました。
あっ!わが家の仔は猫なんです^^
フリー画像からお借りしました
ペットフードの方が栄養面を考えると良いのかな?そう思いましたので切り替えました。
でも、沢山あるペットフードの中から、どんなフードを選べばいいのでしょうね?
そう思っている方、少なくないと思います。
「ねこのきもち WEB MAGAZINE」に「飼い主さんも意外と知らない、キャットフードの疑問6つ」という記事がありましたので、紹介しますね^^
大切なこと、まずは基本的な知識として、「人と猫で必要な栄養素が違ということ」を覚えておいてください。
『知っておきたい猫の栄養学』
1、猫の主要なエネルギー源は「たんぱく質」だそうです。
動物は、食べたものを消化・吸収・分解して、活動のためのエネルギー源にしています。
人は、米・小麦などの穀類に含まれる「炭水化物」を主要なエネルギー源としているそうです。
それに対し、猫は肉や魚などの肉類に含まれる「たんぱく質」を主要なエネルギー源とします。
猫は肉食性の動物ですから、人間よりも多くのたんぱく質が必要になるそうです。
2、猫は炭水化物をうまく体内に取り込めないそうです。
どの様な動物も、食べ物に合った消化器のしくみや消化酵素をもっています。
それは、人間でもその生活習慣の違いから腸の長さが異なるなどの違いがあるようですね。
肉食性の猫の場合は、肉類に多く含まれるたんぱく質を効果的に取り込み、活用できる消化器のしくみと消化酵素をもっています。
一方、炭水化物を取り込むしくみや酵素は極めて少ないので、エネルギー源として使うことができないのだそうです。
3、猫は人より体内でつくり出せない栄養素が多いそうです。
私たち動物の体は、多くの栄養素を体内でつくり出すしくみを持っていますが、いくつかはつくり出すことができません。
これを「必要栄養素」というそうですが、不足しないように食べ物から摂取する必要があります。
必要栄養素には、必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど、猫は必須アミノ酸やビタミンが人より多いことがわかっています。
たんぱく質を構成しているアミノ酸は全部で約20種類あるそうです。
そのうち、人では9種類、猫では11種類が自らの体内でつくり出すことができない必須アミノ酸です。
これらは、必要量を食べ物から摂取する必要があるのです。
なるほど~ 何だか、益々ペットフード選びが難しく思えてきました!^^
さて、ここからは飼い主さんからの質問についての回答です。
Q1.栄養バランスのよいフードを選ぶにはどうすればいい?
A。猫に必要な栄養の基準をクリアした「総合栄養食」を。
パッケージに「総合栄養食」の表示があるフードは、猫に必要な栄養の基準をクリアしています。
主食には「総合栄養食」を選びましょう。
一般食(副食)やおやつを与えすぎると栄養バランスが崩れるので、与える場合は1日に必要なカロリーの10%以内にするように。
昔の「ねこまんま」ごはんにお味噌汁をかけたご飯のことです。
このご飯では、たんぱく質が不足してしまいます。
そのため猫は栄養を充分にバランスよく確保できず、体調を崩してしまいます。
Q2.毎日、同じフードばかり与えて大丈夫?
A.栄養的にはまったく問題はないそうです。
にゃんこちゃんが飽きるなら替えてもOKです。
総合栄養食は猫にとって栄養バランスがとれた完全食なので、ずっと同じものを与え続けてもまったく問題はないということです。
Q3.ドライフードとウエットフードで栄養の吸収のされ方は違うの?
A. 栄養の吸収に違いはありませんが、水分摂取量に違いがあります。
栄養の吸収のされ方が違うということはありません。
大きな違いは、ウエットフードは栄養と同時に水分を摂れることです。
水分を多く摂る必要がある腎臓病の猫などに適しているそうですよ。
また、満腹感も得られやすいようです。
Q4.保存料などの添加物が入っていないものを選ぶべき?
A。保存を前提としたドライフードには保存料が必要です。
ドライフードは保存を前提としたものなので、酸化や腐敗を防ぐ保存料が使われているのが一般的だそうです。
「保存料」と記されていなくても何らかの形で使用されているはずなので、気にしすぎないようにした方がよいそうですよ。
もし、どうしても気になるようなら、保存前提ではない無添加のウエットフードを選んでみては如何でしょう。
Q5."グレインフリー"(穀物不使用)がよいと聞きましたが本当?
A。穀類(炭水化物)もまったく無駄ではないので、一概にいえないでしょう。
猫は肉食性とはいえ、獲物の胃に入っていた穀類(炭水化物)を間接的に摂取していました。
そして、ペットフードに含まれる炭水化物は、猫が消化・吸収しやすいように加工されており、無駄にはならないということです。
そのため、一概に「グレインフリーがよい」とはいえないようです。
Q6.猫の年齢によって必要な栄養は変わる?
A。変わるそうです。必要に応じてフードの変更を検討が必要のようです。
年齢によって必要な栄養が変わることから、基準が定められているのは、
・成長期
・成猫期
・妊娠・授乳期
の3つです。
それぞれのライフステージに合ったペットフードを選んであげましょう。
また、基準はないのですが、シニア期に入ると必要エネルギー量が少なくなります。
それも、私たち人間にも同じことがいえますよね。
もしも、肥満や体調などが気になったら、獣医師に相談のうえフードの変更をした方が良さそうです。
わが家のにゃんこもそうなのですが、現代の飼い猫は、肥満に要注意なんだそうです!
可愛いにゃんこちゃん達の健康を保つためにも、ペットフード選びには気を配る必要があるようですね。
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わが家では、ペットフードを食べさせているのですが、購入する際にはいろいろと悩むんです。
初めてペットを買った時には、鳥のささみとチーズをご飯にしていました。
あっ!わが家の仔は猫なんです^^
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ペットフードの方が栄養面を考えると良いのかな?そう思いましたので切り替えました。
でも、沢山あるペットフードの中から、どんなフードを選べばいいのでしょうね?
そう思っている方、少なくないと思います。
「ねこのきもち WEB MAGAZINE」に「飼い主さんも意外と知らない、キャットフードの疑問6つ」という記事がありましたので、紹介しますね^^
大切なこと、まずは基本的な知識として、「人と猫で必要な栄養素が違ということ」を覚えておいてください。
『知っておきたい猫の栄養学』
1、猫の主要なエネルギー源は「たんぱく質」だそうです。
動物は、食べたものを消化・吸収・分解して、活動のためのエネルギー源にしています。
人は、米・小麦などの穀類に含まれる「炭水化物」を主要なエネルギー源としているそうです。
それに対し、猫は肉や魚などの肉類に含まれる「たんぱく質」を主要なエネルギー源とします。
猫は肉食性の動物ですから、人間よりも多くのたんぱく質が必要になるそうです。
2、猫は炭水化物をうまく体内に取り込めないそうです。
どの様な動物も、食べ物に合った消化器のしくみや消化酵素をもっています。
それは、人間でもその生活習慣の違いから腸の長さが異なるなどの違いがあるようですね。
肉食性の猫の場合は、肉類に多く含まれるたんぱく質を効果的に取り込み、活用できる消化器のしくみと消化酵素をもっています。
一方、炭水化物を取り込むしくみや酵素は極めて少ないので、エネルギー源として使うことができないのだそうです。
3、猫は人より体内でつくり出せない栄養素が多いそうです。
私たち動物の体は、多くの栄養素を体内でつくり出すしくみを持っていますが、いくつかはつくり出すことができません。
これを「必要栄養素」というそうですが、不足しないように食べ物から摂取する必要があります。
必要栄養素には、必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど、猫は必須アミノ酸やビタミンが人より多いことがわかっています。
たんぱく質を構成しているアミノ酸は全部で約20種類あるそうです。
そのうち、人では9種類、猫では11種類が自らの体内でつくり出すことができない必須アミノ酸です。
これらは、必要量を食べ物から摂取する必要があるのです。
なるほど~ 何だか、益々ペットフード選びが難しく思えてきました!^^
さて、ここからは飼い主さんからの質問についての回答です。
Q1.栄養バランスのよいフードを選ぶにはどうすればいい?
A。猫に必要な栄養の基準をクリアした「総合栄養食」を。
パッケージに「総合栄養食」の表示があるフードは、猫に必要な栄養の基準をクリアしています。
主食には「総合栄養食」を選びましょう。
一般食(副食)やおやつを与えすぎると栄養バランスが崩れるので、与える場合は1日に必要なカロリーの10%以内にするように。
昔の「ねこまんま」ごはんにお味噌汁をかけたご飯のことです。
このご飯では、たんぱく質が不足してしまいます。
そのため猫は栄養を充分にバランスよく確保できず、体調を崩してしまいます。
Q2.毎日、同じフードばかり与えて大丈夫?
A.栄養的にはまったく問題はないそうです。
にゃんこちゃんが飽きるなら替えてもOKです。
総合栄養食は猫にとって栄養バランスがとれた完全食なので、ずっと同じものを与え続けてもまったく問題はないということです。
Q3.ドライフードとウエットフードで栄養の吸収のされ方は違うの?
A. 栄養の吸収に違いはありませんが、水分摂取量に違いがあります。
栄養の吸収のされ方が違うということはありません。
大きな違いは、ウエットフードは栄養と同時に水分を摂れることです。
水分を多く摂る必要がある腎臓病の猫などに適しているそうですよ。
また、満腹感も得られやすいようです。
Q4.保存料などの添加物が入っていないものを選ぶべき?
A。保存を前提としたドライフードには保存料が必要です。
ドライフードは保存を前提としたものなので、酸化や腐敗を防ぐ保存料が使われているのが一般的だそうです。
「保存料」と記されていなくても何らかの形で使用されているはずなので、気にしすぎないようにした方がよいそうですよ。
もし、どうしても気になるようなら、保存前提ではない無添加のウエットフードを選んでみては如何でしょう。
Q5."グレインフリー"(穀物不使用)がよいと聞きましたが本当?
A。穀類(炭水化物)もまったく無駄ではないので、一概にいえないでしょう。
猫は肉食性とはいえ、獲物の胃に入っていた穀類(炭水化物)を間接的に摂取していました。
そして、ペットフードに含まれる炭水化物は、猫が消化・吸収しやすいように加工されており、無駄にはならないということです。
そのため、一概に「グレインフリーがよい」とはいえないようです。
Q6.猫の年齢によって必要な栄養は変わる?
A。変わるそうです。必要に応じてフードの変更を検討が必要のようです。
年齢によって必要な栄養が変わることから、基準が定められているのは、
・成長期
・成猫期
・妊娠・授乳期
の3つです。
それぞれのライフステージに合ったペットフードを選んであげましょう。
また、基準はないのですが、シニア期に入ると必要エネルギー量が少なくなります。
それも、私たち人間にも同じことがいえますよね。
もしも、肥満や体調などが気になったら、獣医師に相談のうえフードの変更をした方が良さそうです。
わが家のにゃんこもそうなのですが、現代の飼い猫は、肥満に要注意なんだそうです!
可愛いにゃんこちゃん達の健康を保つためにも、ペットフード選びには気を配る必要があるようですね。
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2019-08-07 00:00
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