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日本酒市場に変化の兆しが! [お酒の話題]

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さて、忘年会真っ盛りの今ですが、お酒はどの程度飲んでいるのでしょう?








程々に!の方が多いのでしょうね^^








近年、国内でのお酒の消費量が下降線をたどっています。








お酒の消費量が減っているといっても、酒類市場は3兆5000億円強の規模なのだそうです。








販売が安定しているのは、チューハイやカクテルなどリキュールを使った低アルコール飲料や発泡酒、ワインなどで、そのシェアを伸ばしている状況です。








しかし、大きく比率を減らしているのは、ビールと日本酒(清酒)のようです。








2018年に国税庁が発表した酒レポートによると、各酒類の販売(消費)数量構成比率を1989年と2016年とで比較すると、ビールは71%から31.3%に、日本酒は15.7%から6.4%と、いずれも半減以下となっているといいます。







その数字だけ見ると、日本酒やビール業界は先細りの様に思えてしまいますよね。








今日は、国酒である日本酒の将来性について取り上げてみました!








ご年配の方がは、日本酒というとあまり良いイメージがないかもしれませんね。








昔の映画やドラマ、アニメでもそうなのですが、和室に丸いちゃぶ台、その横には日本酒の一升瓶が置かれています。







そして、男性が湯呑でお酒をあおっている、そんな昭和のイメージでしょうか? 








そして、酔っ払ってちゃぶ台返し!








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今は、昔の様に日本酒をガンガン飲んでベロンベロンになる時代ではなくなったようなんです^^








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まっ、良いことではありますね!








でも、大好きな日本酒の売上が落ちることは困ります。








売れなければ生産者の方々は蔵を閉めるしかなくなりますからね。








日本酒全体の出荷量は1973年の約177万リットルをピークに減少し続けていることは事実です。








しかし、この10年は漸減傾向にあり、中でも吟醸酒や純米吟醸酒、純米酒など「特定名称酒」と言われる日本酒は6年連続出荷量を伸ばしているそうなんです。








それは、お酒を沢山飲んで酔えればいいというような感覚ではなく、美味しいお酒を少しで良いから楽しみたいというニーズが高まっていることの現れのようです。








確かに、最近は海外で日本酒が高評価を受けていますが、それなりに価格の張る日本酒てますからね。








新たな日本酒の味わい方、にこだわり酒造りを始めている蔵元に注目が集まっています。








実際に「獺祭」「新政」「而今」など人気銘柄が数多く登場しています。




























さらに、楯の川酒造が精米歩合わずか1%の「光明」を発売しています。



















黒龍酒造が業界初となるメーカー入札会を主催し、最高級の純米大吟醸酒を氷温熟成したヴィンテージシリーズ「無二」を出品して10数万円から50数万円の小売価格で取引されているようです


















凄いですね!








日本酒は、ブランデーやウイスキー、ワインの仲間入りをしたのです。








海外では、和食ブームということもあり、日本酒の評価が高まっています。








しかし、輸送費や関税などによって、日本国内での小売価格の3〜5倍ほどの高価格で取引されているようです。







2001年時点で約32億円に過ぎなかった日本酒の輸出額が、2017年には約187億円と8年連続で過去最高記録を更新しているのは嬉しいことですね。








これは、生産者である蔵元さんの発想の転換と努力の積み重ねがあったからなのでしょう。








残念ですが、すべての蔵元さんがその差別化の波に乗れるとは思ってはいません。








長きに渡り、蔵のある地域の住民と共に地元を支えてきた酒蔵ですから、様々な道筋を模索して頂きたいと思います。







酒蔵が消えていくのは寂しいことです!








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