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老老介護と孤独死について [とても気になること!]

先日、ピストンさんも取り上げていらっしゃいましたが、私たち日本人が直面している「老老介護」や「孤独死」について考えてみたいと思います。

















少子高齢化が叫ばれる中、老老介護の問題が浮き彫りにされています。








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フリー画像からお借りしました








今月4日、大阪府高槻市の集合住宅で高齢夫婦が死亡しているのが見つかりました。








認知症を患った70歳の妻が衰弱死した直後、長年にわたって献身的に妻の介護を続けてきた75歳の夫が自ら命を絶ったのです。








夫婦は2007年から、団地で2人暮らしをしていました。








とても仲の良いご夫婦だったそうです。








ご夫婦には子どもはいませんでした。








6年ほど前から妻が体調を崩しました。








パーキンソン病やアルツハイマー型の認知症などを発症したのだそうです。








夫は通院や買い物など妻を支えていました。








今年に入って妻の病状が悪化し、1人で歩くのも困難になったそうです。








4月に夫が市の地域包括支援センターに「妻の体が動かなくなった」と電話で相談があったそうですが、その後は連絡は入っていません。








同センターによると、夫婦は介護サービスの申請をしていなかったそうです。








センター関係者は「申請があれば対応のしようもあったが」と悔んでいるといいます。








悔やんでいる?








困って、自分ではどうすることも出来なくて、センターへ電話をしてきたのは75歳の老人だということ、分かっているのでしょうか?







どうしてSOSを出した時に、手を差し伸べられなかったのでしょう。








センターへ連絡が入った時に対応した職員は、「救急車を呼んでもいいですよ」と促したそうですが、それだけで終わらせて良いのでしょうか?








遺書は居間のこたつの上に置かれていたそうです。








便箋1枚に横書きで11行、丁寧に書かれていました。








「寝たきりでしんどかったやろな」








「無理やりにでも早く病院に連れて行ってあげたかった」








「ごめんね。しんどかったやろな」








「迷惑かけました。認知症の介護に疲れてしまった」








夫は遺書を書き、風呂場で首を吊ったのです。








風呂場には、警備会社につながる高齢者見守り用の非常ボタンがあり、夫が自殺する直前に自らボタンを押したようです。







きっと、亡くなった後のことも考えていらっしゃったんでしょうね。








この様な事態が全国で相次いています!








介護サービスの申請をすれば良かったのに、行政はそんな無責任な対応しかできないのでしょうか。








真面目に一生懸命生きてきて、最期がこれでは悲しすぎますね。








日本は、報われない国なのでしょうか?








体が不自由になっても、介護を頼める人がいない。








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フリー画像からお借りしました








入院したくても病床はいっぱい、入院すらできない。








介護や医療の手当てを受けられず「孤立死」する独居の高齢者がどんどん増えているのです。








政府は、私達の血税を無駄に使いすぎているようです。








先ず、救いの必要な国民を最優先に考えて頂きたいですね。








現在の日本があるのは、今、高齢者と言われている方々がご苦労をされたから、忘れてはいけませんよね!









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