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正義感もはき違えてはトラブルの原因! [最近のニュースから]

今日は、電車などに設けられている優先席について考えてみようと思います。







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フリー画像からお借りしました







通勤や通学で、電車を利用している方が多いですよね。







時々見かけることがあるのですが、若者や明らかに健常者であろう人が優先席に座ってスマホを操作したり、寝ている光景です。







それは、何ら問題ではないのですが、その中には目の前にご年配の方や妊娠をしている方、杖を持った方など、席を譲るべき人が立っていても譲ろうとしない人がいるのです。








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優先席に座っていなかったとしても、そのような方が乗り合わせていることに気が付けば、迷わず席を譲ることは当たり前だと思います。







その様な非常識な人を見掛けると呆れてしまいます。







腹を立てている方もいらっしゃるでしょうね。







いくら腹が立っても暴力に訴えでは本末転倒です。







今年2月、大阪市大正区のJR大阪環状線大正駅構内で、電車から降りた34歳の男性をナイフで刺して負傷させ、殺人未遂罪に問われた62歳の無職の男が逮捕されています。







先月、その裁判員裁判が大阪地裁で開かれました。







事件の始まりは2月7日午前6時40分ごろ、JR大阪駅発の環状線内回り電車内で。6両目の優先座席に座った男性は男から言いがかりをつけられました。







「なに座ってんねん。足悪いんか?」







男性は無視したが、両ひざを小突かれたそうです。







電車が大正駅に近づいたため席を立とうとすると、男が立ちふさがり、その脇をすり抜けてドア前に並んだところ、後から髪を引っ張られました。







ここで男性は男の頬を殴ったのです。







殴られた男は男性のコートの襟元をつかみ、右手で折りたたみナイフ(刃渡り約9・2センチ)を出しました。







男性はホームに降りながら、男の手を振りほどこうとした瞬間、「『ドン』という強い衝撃」(男性)を感じたそうです。







男は体当たりするかのように、男性の左腹部をめがけてナイフを突き出したという事件でした。







男は、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役6年)を言い渡されました。







更に、男性に150万円を支払うことで示談となり、今後、お互いに接触をさけるよう住居を移すことになりました。






マナーの悪い人は沢山いますが、その相手を殺そうとするなど問題外の行為ですね。







誤った正義感?とも大分違うのではないでしょうか。







男は、被害にあった男性と過去にも複数回接触があったそうなので、最初は正義感で男性に注意をしたのかもしれませんが、度々注意をしたにもかかわらず従わなかったことから不満に感じていたのでしょうね。







男は、現在は後悔をしているそうです。







62歳の男は、高い代償を支払う羽目になってしまいました。







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