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「プレ・マタニティハラスメント」ってご存じですか? [最近のニュースから]

読売新聞さんに、不妊治療についての記事がありましたので、今日はその不妊治療を話題にしてみました。








赤ちゃんが欲しいけど、中々授からない方は少なくないようです。








国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、2015年には夫婦の5.5組のご夫婦に1組が不妊検査や治療を経験しているということでした。








不妊治療とは、子を望む男女が避妊をせずに性交し、1年たっても妊娠しない場合を「不妊」と言うそうです。








そして、それを治療するための医療行為が不妊治療のことです。








不妊治療には、排卵周期に合わせた性交を指導する「タイミング法」、精液を子宮に注入する「人工授精」、卵子と精子を体外で受精させて胚にし、体内に戻す「体外受精」などがあるそうです。








その不妊治療が大変なんだそうです。








2017年に不妊治療患者さんを支援しているNPO法人Fineさんが行った調査では、仕事との両立が困難で20%が退職、8%が転職をしているそうなんです。
 






その理由は「通院回数が多い」「診察・通院に時間がかかる」の順に多かったということです。








不妊治療をしたからといって、必ず赤ちゃんが授かるという保証はないのです。








それでも、大金を払っても避妊治療に挑戦されている方、応援したくなっちゃいますよね!








しかし、勤めている職場によっては、全く理解のない所もあるそうです。








「治療で休みが増えることを上司に告げると『妊活か仕事か選べ』と言われ、退職した」とか「治療内容を知らない人が多く、『また休むの?』と言われた」など、ちょっと驚き言動ですね。









その様に、妊娠前のハラスメントを「プレ・マタニティハラスメント」と表現するそうですよ。









職場において、妊娠している、または出産した女性に対して行われるハラスメント「マタニティハラスメント」も問題になっています。








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社会人のためのビジネス情報マガジン「社会人の教科書」よりお借りしました








国内で初めて体外受精で赤ちゃんが生まれたのは1983年だそうですから、その赤ちゃんは今35歳になっているんですね。







そして、日本産科婦人科学会の調査によると、2015年に国内で行われた体外受精で5万人超が生まれ、過去最も多かったそうなんです。








赤ちゃんの19人に1人が体外受精で生まれているそうです。








これが現実なんですね。








少子高齢化が叫ばれてから何年経つのでしょう。








わが国は、いつも対応が遅すぎるんです!








金儲けに繋がらない仕事には興味がないのでしょうか?








不妊治療を受けている方への支援、勿論ですが金銭的な面も含めて早急に法整備をして頂きたいです。








そして、雇用の確保も大切な事なのですから、職場環境の改善も必要にはずですね。








管理職への教育を徹底するべきです。








これは、努力目標ではなく、従わない場合の罰則も科すべきだと思います。








現実に、今、職場で「プレ・マタニティハラスメント」に悩んでいる方が沢山のいらっしゃるのですからね!








不妊治療をされている方たちに協力しましょうよ! 子供たちの元気な声が街中にあふれるように頑張って頂きたいです^^









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フリー画像からお借りしました









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