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JR北海道支援に国費400億円 [最近のニュースから]

今日は、JR北海道を話題にしてみたいと思います。








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フリー画像からお借りしました








旧国鉄が昭和62年4月に分割民営化されて、JR7社が発足してから、平成29年3月で30年を迎えています。








JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR東海(東海旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR四国(四国旅客鉄道)、JR九州(九州旅客鉄道)、JR貨物(日本貨物鉄道)の7分割です。








JR東日本とJR西日本そしてJR東海の「本州3社」は株式を上場し、その3社に続き、JR九州も昨年上場しています。








赤字路線の多いJR北海道やJR四国そしてJR九州の3社は、1.3兆円の経営安定基金で運用益で赤字を埋める予定だったそうです。








民営化時の想定は長期金利7,3%でしたが、金利低下で運用は悪化してしまいました。








不動産事業などで成功したJR九州以外の、JR北海道やJR四国の経営は厳しいそうです。








その様な中、JR北海道は経営再建のため、財政支援を求めました。








7月27日、国は2019年度から2年間で約400億円の財政支援をすることを決定しました。








道や沿線自治体も一定額を支出し、存続が危ぶまれている宗谷線など7路線8区間の継続を支援することになるようです。








2020年度以降の支援については、再建策の成果を見て、検討するのだそうです。








国鉄民営化は、中曽根政権時代に行われました。








7社に分割されましたが、自力で運営できる力の会社とそうでない会社、明暗が分かれて今いました。








郵政民営化の時にも思ったことなのですが、採算性の低い郵便局は閉鎖されました。









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asahi.comさんの記事よりお借りしました








それでも、郵便局が無くなってしまった地域にも人は住んでいるのです。








もちろん、日本国民であり善良なる納税者です。








赤字であっても地域振興に必要なものは、税金を投じなければならないと思います。








素人考えなのですが、JRは再統合しても良いのではないでしょうか?








今回、JR北海道に私たちの税金で400億円の財政支援をすることになり、2020年度以降の支援については、再建策の成果を見て検討するとしています。








JR北海道単独での経営再建は難しいように思えるんです。








潰すことが出来ない会社なのですから、金だけ出して後は任せる、なんてことはしないでしょうね?








JR7社の再統合が無理であれば、道、沿線の自治体や住民、企業などからお金だけではなく知恵も出してもらえるような協力体制が出来ると良いですね。








記事にしたことがあるのですが、銚子電鉄さんが良いお手本となるのではないでしょうか。








最後に、安倍さんは海外に無駄金を使わないで、国内最優先に私たちの税金を使ってもらいたいです!








お金が必要な地域は沢山あるんですからね。









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