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世界が認めた「長崎・天草」世界遺産へ! [最近のニュースから]

今年の6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本の12資産)が世界遺産に選ばれましたね。









国内で22件目の登録になるそうです。









長崎新聞さんの記事が気になりましたので、今日の話題に選んでみました。









わが国では、世界遺産に選ばれると一定期間は多くの観光客が訪れますよね。









今回、世界遺産に選ばれた場所は、神聖な信仰の場であることを忘れてはいけません。









長崎新聞さんの記事に、長崎市にある「外海の出津(しつ)集落」は、カトリック信者が住民の6割を占めるところだそうです。









6月30日に世界遺産登録決定され、翌1日に集落内の出津教会堂では、日曜の朝にミサが行われていました。









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フリー画像からお借りしました









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出典:Wikipedia









出津教会堂は、1879年に潜伏キリシタンが多かった外海の出津・黒崎地区に赴任し生涯を外海に捧げたド・ロ神父が、風の強い斜面の台地に、1882年、私財を投じて建てたな教会だそうです。








そのミサ終わった頃から、徐々に観光客がやって来たそうです。









その観光客に、帽子をかぶったまま聖堂内に入ろうとする女性がいました。









教会守の方が、その女性に優しく声をかけたそうです。









「恐れ入ります。脱帽でお願いします」










女性は気付いて帽子を取りました。









教会守の方は、「教会に来てもらうのはうれしい。だけど、どっと来られると余裕がなくなり、笑顔で迎えられなくなるのでは」と話していたということです。










確かに、夏休みや秋の観光シーズンには、多くの観光客が訪れることでしょうね。









同教会堂の神父様は「神様が一緒にいてくださることを意識するのが祈りのとき」教会を自分の家以上に大切と思う信者もいるということです。









ある信徒さんは「世界遺産になれば信徒には大変なことばかり。何のメリットがあるのか。でも、地元の活性化のために協力したい」とも。









長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターのホームページには、このように書かれていました。

『教会堂は「祈りの場」ですので、見学マナーを守り、厳粛な雰囲気の中で心静かにお過ごしください。教会行事(ミサ、葬儀等)により見学できない場合や、一度に多くの見学者を受け入れられない場合もあるため、見学を希望される際には【事前連絡】をお願いしています。
なお、大野教会堂については、外観のみの見学になります。
田平天主堂は、世界遺産に関連する重要な文化財として多くの皆様にご訪問いただいている現状を踏まえ、同様に事前連絡をお願いしています。』









教会は神聖な場所、信仰の場所だということ理解をして見学させてもらいましょうね!^^










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