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情けない日本 今度はG7海洋汚染問題でもNO! [最近のニュースから]

いったい日本はどうなってしまったのでしょう!









2017年7月に採択された「核兵器禁止条約」、核兵器そのものが国際法に違反しているとして、核兵器の開発や保有、それに使用などを法的に禁止する条約のことですよね。









その条約交渉に日本は米国の「核の傘」に守られているという理由で参加をしなかったようです。










わが国は、唯一の戦争被爆国として核廃絶を強く訴えているはずなのに。










しかし、24年にわたって毎年国連の本会議に「核兵器廃絶決議案」を提出し続けているのも事実なのです。










「非核三原則」堅持していることからも、日本は核戦争に反対していることは間違えのないことです。









NHK NEWS WEBさんの記事から抜粋しました。

『国連本部で開かれた軍縮問題をテーマにした第1委員会で、日本政府が提出した核兵器の廃絶を訴える決議案が議論された時のことです。

「核廃絶に向けた決意が水のように薄められた」
「核兵器廃絶から後退している」

日本が、唯一の戦争被爆国として核廃絶を目指す決意を示した決議案に対し、各国から厳しい批判や日本の姿勢を疑問視する声が相次いだのです。

24年にわたって毎年提出されてきた決議案は、去年まで、圧倒的多数の国が賛成し、ほぼ「無風」とも言える状況で採択されてきました。

しかしことしは、決議案を強く支持し、ともに行動しようという共同提案国は去年の108か国から77か国に減少し、いつもとは事情が違っていました。

結局、10月下旬に行われた採決では、144の国が賛成して採択され、外務省幹部も胸をなで下ろす結果となりましたが、賛成国は去年より23減り、棄権した国の数はこれまでで最も多い27にのぼりました。

「核兵器禁止条約」ーーー名前は、日本が提出した核兵器廃絶の決議案に似ていますが、内容は全く異なります。拘束力がない日本の決議案とは異なり、核兵器そのものが国際法に違反しているとして、核兵器の開発や保有、それに使用などを法的に禁止しています。』










被爆国である日本の姿勢に、不満を示す国が増えているのでしょうね。










現状はどうあれ、核廃絶を進めるためにわが国がリーダーシップをとることは必要なことだと思います。










わが国が米国の核の傘に守られているとしても、核廃絶に向けた取り組みは必要なのですから。










矛盾している考え方なのかもしれませんが、それが現実なのですから。










先日、カナダで開かれたG7(主要7か国首脳会議)で、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が協議されたそうです。









「プラスチックごみの問題は世界全体の課題として対処する必要がある」と指摘した上で、海洋保護と持続可能な漁業の実現、沿岸部のコミュニティへの支援などを各国に促す「海洋プラスチック憲章」がまとめられました。









プラスチックごみは、年間800万トンものプラスチックごみが海に捨てられていることから、漁業活動や生態系にも大きな影響を及ぼしているそうなのですが、日本と米国は署名しなかったそうです。










わが国が署名しなかった理由は、「プラスチックごみを減らしていく趣旨には当然、賛成しているが、国内法が整備されておらず、社会にどの程度影響を与えるか現段階でわからないので署名ができなかった」というのです。









そんな馬鹿げた理由、通用するわけがありませんよね!









本音は、米国が署名しないって言ったから「右へならえ!」のように思えます。









わが国は、自己主張のできない国なのでしょうか?









米国には一生懸命に尻尾を振っていますが、他の国からは信用されない(相手にされない)国になってしまうような気がしてなりません。










こんなことを繰り返している政府で良いはずがありません。










お詫びと訂正を致します。
記事内で「カナダで開催されたG7ので写真」として掲載いたしました画像は、ジョークとして作られたフェイク画像とのことでした。
その画像を削除しお詫びを申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。










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