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官公庁業務のずさんな民間委託、これで良いの? [最近のニュースから]

みなさん覚えていらっしゃいますか?








何かとお騒がせ事の多い「日本年金機構(旧社会保険庁)」で、私達の個人情報を中国の企業に流失させていたことです。










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フリー画像からお借りしました










以前にもこの件を取り上げましたが、そのときは、機構が委託した業者へ規約違反として損害賠償請求を検討しているということでした。








以前の記事はこちらからどうぞ!








昨年8月機構は、扶養親族等申告書のデータ入力作業を民間委託会社に約1億8000万円で委託しました。









契約では800人の従業員を確保するということでしたが、蓋を開けてみると従業員は百数十人ほどしか集めることができなかったようです。








人手不足からなのでしょう、入力ミスや納品遅れが頻繁に起きていたそうです。








その業者は、こともあろうに中国の業者に再委託していたというのですから呆れてしまいます。









そのお粗末な業者は、情報処理会社「SAY企画」です。








機構は同社に対し、詫び状などの送付で生じた約1億6000万円の損害賠償請求を行っているそうです。








機構が契約違反をした業者に、損害賠償請求をすることは当たり前のことだと思います。








しかし、そんな契約を守れないような業者に委託した機構の責任はどうなるのでしょう。








社長の切田氏は『仕事を取ってから考える』といういい加減な人物だったようですから話になりません。








機構は入札で業者を決めているそうですが、安かろう悪かろうは通用しない公の仕事だということを忘れてはいけませんね。








文春オンラインさんの取材によると、4月中旬、社長の切田氏は社員に対して会社の「倒産」を伝えたそうです。








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週刊文春さんの記事よりお借りしました








80人ほどいた従業員の殆どが解雇されているそうで、数人の社員が残務処理にあたっているということです。








社長の切田氏の所在は分からないようです。








私達の税金が無駄に使われているのですから、損害賠償請求をしてとことん取り立てる!








そして、機構の責任も追求すべきです。








担当者に形だけ責任を取らせて幕引き?








国民は社会保険庁時代の消えた年金を忘れてはいないです。








国民が納得のできる責任とりかたを考えてほしいですよね、








そのうち、また看板の掛け替えをすることになるのでしょうか?









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