「ちびっこ相撲」でも女人禁制??? [最近のニュースから]
フリー画像からお借りしました
昨日に引き続き、日本相撲協会の話題なんです。
しかし、日本相撲協会は話題に事欠かない組織ですね~!
力士の暴力事件が収束に向かっているところだったのですが、土俵上での女人禁制という伝統?慣習?でまた火がついてしまいました。
14日にも、日本相撲協会を話題にした記事を書いたのですが、な~んだ、またかというような記事が朝日新聞デジタルさんに載っていました。
今月8日、静岡市駿河区で大相撲の春巡業「富士山静岡場所」開かれました。
「大相撲 富士山場所」は、平成25年より毎年「県営体育館」で開催されているそうです。
その「富士山静岡場所」で、力士が土俵で子どもに稽古をつける「ちびっこ相撲」が行われています。
地元有志らでつくる実行委員会によると、今年は「ちびっこ相撲」には複数の女児が参加予定だったが、4日に日本相撲協会より電話が入り「女の子は遠慮してもらいたい」と要請があったそうです。
しかし「ちびっこ相撲」には、女子が参加した年もあったそうですから、不思議な話ですよね。
静岡・山梨県内で大相撲の普及を行う富士山場所実行委員会HPには、「事業目的」として『本事業の目的は山梨県の発展と、「大相撲 富士山山梨場所」を定着させ、山梨県民の活力を再度実現し、青少年育成事業としても(公財)日本相撲協会のお力添えを頂きながら、未来の社会を担う子供達がスポーツを通じて健全な教育の場としていきたいと考えております』と明記されていました。
「未来の社会を担う子供達がスポーツを通じて健全な教育の場としていきたい」
このような目的でありながら、「ちびっこ相撲」に女子児童が参加できないという性差別を、公益財団法人である日本相撲協会がするのであれば、社会全体の問題として取り上げるべき事柄だと思います。
どうして、今年に限って「ちびっこ相撲」に女子児童を参加させなかったのでしょうね?
私は相撲が大好きなのですが、最近は憤りを感じることもあり、本当に不思議な組織だと思っています。
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2018-04-13 00:00
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