SSブログ

コーヒー生豆で認知機能改善効果を実証! [気になる情報]

わが国は、超高齢社会と言われていますね。







平成29年版の高齢社会白書を読んでみたんです。







平成28(2016)年10月1日現在の日本の総人口は、1億2,693万人となっています。
65歳以上の高齢者人口は、3,459万人になっているそうで、総人口に占める割合(高齢化率)も27.3%となっていました。







超高齢社会とは、65歳以上の人口の割合が全人口の21%を占めている社会を指すそうで、その割合は、老年人口(高齢者人口)÷総人口×100で求めることが出来るようです。








問題となっている高齢化率は、先進国の方が高く、発展途上国の方が低くなる傾向にあるといいます。








諸外国で高齢化率が高いのは、スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ合衆国などが挙げられるそうですが、日本の高齢化率はそれらの国よりも高いということです。








わが国は、既に超高齢社会ということになりますよね。








高齢者と言えば気になるのが認知症ではないでしょうか。








認知症にはいくつかの種類がありますが、主なものとして、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、レビー小体型認知症が挙げられるということです。








認知症のうち約60%はアルツハイマー型認知症が原因で、約20%は脳血管型認知症によるものとされています。








そのため、一般的に認知症=アルツハイマーと認識をされる方が多いのだそうです。








河北新報さんの記事に、「コーヒー生豆に含まれるクロロゲン酸 高齢者の認知機能改善」というタイトルがありましたので、今日はその記事を紹介しようと思います。









63b07e10c2d3d2414f368b1afac39880_t.jpeg
フリー画像からお借りしました








山形県立米沢栄養大の准教授が、コーヒーの生豆などに含まれるクロロゲン酸に、高齢者の認知機能を改善する効果があると発表しました。








准教授は、大手食品メーカー「花王」との共同研究で実証したということです。








クロロゲン酸摂取による実証例は初めてということで。国際医療科学雑誌に論文が掲載されたそうなんです。







ところで、クロロゲン酸ってなんなのでしょうね?








クロロゲン酸とは、タンニン系の苦味をもつ物質。コーヒーの実、サツマイモ、リンゴ、ゴボウなどに含まれる。とくにコーヒーの実の中に多く、低品位のものほどクロロゲン酸含有量が多く、不快な苦味をもつようになる。クロロゲン酸は、空気中の酸素により酸化しやすい。
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)







認知症は、将来的に高齢者5人に1人の割合で発症すると予想されているそうです。








現在、治療の方法が確立されていません。







今までにも、コーヒーを飲むことによる認知機能改善の報告例はありましたので、コーヒーに含まれるクロロゲン酸による効果ということが実証されたということは、これは試してみる価値はありそうですね!^^









lgf01a201307231200.jpg
フリー画像からお借りしました









スポンサードリンク

nice!(199) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。