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今日5月17日は「生命・きずなの日」 [ちょっと気になること!]

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今日5月17日は「生命・きずなの日」です。


あなたは、被保険者証等に臓器提供に関する意思表示欄がありますが、そこに記入をしていますか?


改正臓器移植法の施行に伴い、健康保険法施行規則等の一部を改正する省令が公布され、被保険者証の裏面に臓器提供に関する意思表示欄が設けられることとなりました。

臓器提供の意思表示は、健康保険証だけではなく、運転免許証・マイナンバーカード・意思表示カード・インターネットによる意思登録で意思表示をすることができます。

勿論ですが、記入は任意です。


一旦記入した意思を変更したい場合は、二重線などで消して、新たな意思がわかるようになっていれば書面による意思表示として有効です。

希望があれば、再発行してもらうこともできます(運転免許証、マイナンバーカードの場合は有料)。

ちょっと古いデーダですが、公益社団法人 日本臓器移植ネットワークさんが2016 年8月12日に公表した資料を見つけました。

改正臓器移植法の施行後約6年間に、脳死で臓器を提供された方は、306名で、そのうち約74%の方がご家族の承諾による提供でした。

また、2016 年 3 月 14 日~16日において 10 代~60 代の男女 3,000 人を対象に「臓器提供の意思表示に関する意識調査」を実施しています。

今回の調査結果から、意思表示欄の設置は運転免許証で約 75%、健康保険証で約 60%まで進んでおり、運転免許証で意思表示欄がある方の約 19%、健康保険証で意思表示欄がある方の約 18%が意思を表示していました。

意思表示カードや運転免許証、健康保険証での意思表示率は、全体の 10.3%~11.2%でした。

きっと、現在はもっと意思表示率は高くなっているのではないかと思います。


この5月17日は「生命・きずなの日」は、ドナー(臓器提供者)に関する理解を深め、生命の大切さを考える人になるよう、2002年に日本ドナー家族クラブ(JDFC)が発案・制定しました。

記念日の日付は、新緑の時期である5月に由来しています。


そして、「ドナー(17)」の語呂合わせで、5月17日が「生命・きずなの日」となりました。


生命のつながりを考えるだけでなく、臓器提供を希望するドナーと、その家族に対して理解を求めることも目的のひとつとなっています。

調べてみましたら、世界の臓器提供数を人口100万人あたりの臓器提供者数として世界の国々と比較すると、日本は0.62、アメリカの1/68、韓国の1/14に過ぎないことから、他国と比較して臓器の提供件数が少ないようです。

ということは、日本は、自国において臓器移植を受ける機会が少ないこととなります。


確かに、日本人が海外で臓器移植を受けるという報道を耳にすることがあります。


そして、その費用は莫大なものとなっています。


アメリカでは、人口3億3200万人に対して年間約1万4000人が死後に臓器提供しており、臓器移植件数は約3万5000件でした。

一方で、日本では、人口1億2000万人に対して、死後に臓器提供する人は年間100人前後(臓器移植件数は400件程度)となり、アメリカやヨーロッパの諸外国等と比較しても格段に少ないのが現状のようです。

これは、宗教的な問題からなのでしょうか?


でも、多くの日本人は宗教について無頓着だと思うのですが、原因は何なのでしょうね~


臓器移植が身近なこととして感じている方が少ないのでしょうか?



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