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今日3月24日は「世界結核デー」^^ [ちょっと気になること!]

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昔は不治の病といわれて恐れられていた病気が、現代の医学で完治することが出来るようになっている、そんな医学の進歩に人類の可能性を感じています。

最近は国内であまり聞かなくなりましたが、「結核」という病気があります。


わが国で結核が最も猛威を振るったのは、大正から昭和初期にかけてでした。


つねに死亡率のトップを占め、国民病として恐れられていました。


それが第二次世界大戦後、生活の向上や結核対策の徹底などにより、世界に類を見ないほど急速に患者を減らしています。

念のため^^ 肺結核とは、結核菌に感染することによって発症する肺の感染症のことです。

肺結核の主症状は長引く咳や痰などですが、なかには倦怠感が少しある程度であることもあるため、結核と気づくことなく診断が遅れてしまうこともあります。

診断が遅れるのは新規結核発症者のうち20%ほど、さらに30~59歳の肺結核患者さんに限定すると40%近くにのぼることが報告されています。

この間、結核菌が周囲へと散布されてしまい感染が拡大する恐れもあります。


戦前、肺結核は国民病として恐れられていました。


戦後になると、ワクチンによる予防活動、レントゲン診断による早期発見、結核治療薬導入などが成果を上げ、結核の患者さんは少なくなっています。

しかし2016年の段階で1万8千人ほどの方が新たに肺結核に罹患している状況をみると、日本は肺結核を制御できているとはいい難い、今はそんな状況のようです。

そう言えば、梅毒患者も増えているようですね。


さて、今日3月24日は「世界結核デー」なんです^^


1882年3月24日、細菌学者ロベルト・コッポ博士が結核菌の発見を学会に発表した日を記念し、世界の結核根絶への誓いを新たにするため、WHO(世界保健機関)が1997年の世界保健総会で制定したということです。



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