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今日2月23日 「ふろしきの日」 [ちょっと気になること!]

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お若い方はご存じないかもしれませんが、わが国には最近はふろしきをお使いになる方、少なくなったでしょうね~

昔は様々な物をふろしきで包んでいました、と言っても私もふろしきを使った経験はないんですけどね^^

私の祖母がよくふろしきを使っていましたが、何時ごろから使われていたのでしょう?


調べてみましたら、なんと奈良時代には 「裏」や「幞」と書いて"つつみ"と呼び、貴重な品物などを大切に保管するための"包み布"として使われていたそうですよ。

奈良の正倉院には、1300年の宝物を包んだ布が残っているということですので、その歴史を感じます。

平安時代には、「古路毛都都美」(ころもつつみ)とも呼ばれていたそうで、貴族の装束を、包んで運ぶ様子が、巻絵の下絵に残っています。

また鎌倉時代には、「平包」(ひらつつみ)と、名称を変えて使われています。


「ふろしき」の名前の由来は、「風呂」で「敷く」布からその様によばれるようになりました。


「平包(ひらつつみ)」と、「ふろしき」は人々の暮らしの中で徐々に区別のつきにくいものとなり、江戸時代中頃にはものを包む布を「ふろしき」と呼ぶことが 広く世間に浸透していったということです。

ふろしきは奈良時代には既に使われていたことが分かりましたね。


今日2月23日 「ふろしきの日」なんです。


日本の大切なふろしきの文化を大切に後世へ受け継いで行かなくてはいけませんよね。


ところで、現在もふろしきを利用している人たちがいるんですよ。


調べてみました!^^


検事さんは資料運びに使っていました。


検事さんは国からの官給品で桐の紋が入ったふろしきをもらうそうです。


昔からの伝統と習慣ではありますが、使い勝手の良さで今もお役所や官庁関係では多く使用されているようなんです。

検事さんが法廷などで使用する裁判資料や証拠の品は膨大な量になることから、裁判資料はかなり薄い用紙を使用しています。

鞄に入れると、折れ曲がったりくしゃくしゃになることもあります。


その点、風呂敷は資料の厚みに関係なく包むことができ、提出した後はコンパクトにたたんでしまうことができます。

さらに仕事柄、凶器などの証拠の品を運ぶ必要があります。


ナイフや金属バット、壺など多種多様な大きさ・形があり、鞄に入れることは困難なのです。


大切な証拠の品を包むことにも風呂敷は最適のアイテムなのです。


確かに、日本酒の一升瓶をふろしきに包んで運んでいる光景をTVのCMでみたことがありました^^


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