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タリバン・中村哲さんの壁画消去 [最近のニュースから]

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今日は情勢が混迷し続くけているアフガンを話題にしてみたいと思います。



アフガンと言えば、私たち日本人として忘れられない方がいます。



同国で人道支援に取り組んできたNGO「ペシャワール会」の医師中村哲さんですよね。



アフガンで長期間医療支援や灌漑工事を続けてこられた方です。



同国から名誉市民権を授与されています。



その中村医師が2019年12月4日アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードで乗っていた車が何者かに銃撃されるという事件が起こりました。


政府によりますと、中村さんや運転手ら計6人が殺害されています。



殺害後、アフガニスタン首都カブール中心部の保健省のコンクリート塀に、殺害された中村哲さんの貢献をたたえ追悼する似顔絵が描かれたのです。


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フリー画像からお借りしました


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フリー画像からお借りしました


アフガンの民族帽「パコール」をかぶった中村さんが日の丸を背景に、花々を咲かせた木々を見つめ、ほほ笑んでいる構図。「この土地で私は愛と思いやりを育む種のみを植える」と、同国の主要言語の一つ、ダリー語の詩も添えられました。


現地の芸術団体「アートロード」が12人で完成(200人超の有志たちによって描かれたという報道もありました)させたということです。


今は、その壁画が真っ白に塗りつぶされて消されてしまいました。



代わりにアフガンの「独立」を祝う文言が黒い文字で記されたということです。


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フリー画像からお借りしました


アフガン国民へ中村さんがどんなに貢献をしたのか、知っていようといまいと同じことをしたのでしょうね。


彼らはイスラム原理主義者、その極端な思想は20年経とうと変わることはないでしょう。



人権などあり得ない思想なのでしょうから、彼らからすれば異教徒国家との共存は有り得ないことではないでしょうか。


イスラム教は、アラビアで7世紀の初め、ムハンマド(マホメット)が創始した一神教で強大な宗教国家を建設し、世界宗教に発展したとされています。


7世紀って日本では何が行われていた時代だと思いますか?



日本史通史ベスト300「7世紀」によるとこんな事が起こっていたようですよ^^

603 冠位十二階制定

604 憲法十七条制定

607 小野妹子を隋に派遣(=第一回遣隋使)

630 犬上御田鍬を唐に派遣(=第一回遣唐使)

645 蘇我氏滅び,大化の改新開始

658 阿倍比羅夫,蝦夷征討

663 白村江の戦い

670 庚午年籍作成

672 壬申の乱

684 八色の姓制定

694 藤原京遷都


そんな大昔の考え方を現代で行うとしているのですから、私たちとは物凄いギャップがあって当たり前なんですよね,、そう当たり前なんです。


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