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「巨大観音像」遂に解体へ!^^ [最近のニュースから]

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平和観音寺の「巨大観音像」ってご存じですか?^^



TV番組でも取り上げられていた、兵庫県淡路市にある寺院といいますか博物館といいますか、宗教法人の認証は得ていないそうですから寺院ではないのですが正式名称は「豊清山平和観音寺」と言うそうです。


その「豊清山平和観音寺」には「巨大観音像」が建造されています。



建造当時は、世界最大の像として話題となっていましたが、2006年2月26日に閉館し現在は廃墟となっています。

その「巨大観音像」は「世界平和大観音像」と呼ばれ、高さ約100mもあります。



1982年に建てられましたが、所有者が死亡してから10年以上放置されたままになっていました。



閉館後は遺族が相続を放棄したため、あのアメリカのリーマン・ブラザーズ系金融機関が一時債権を保有した事故があったそうですよ。


台風で外壁がはがれるなど、周辺住民から危険性が指摘されていたそうです。



去年からは国の所有となっていて、近畿財務局は21日に6月から解体工事を始めると発表しました。



解体費用は8億8000万円で、2023年の2月までには、解体を終える予定だそうです。



解体が決まった「世界平和大観音像」とはどんな建造物だったのでしょう?



調べてみましたら、観音像の台座部分の1階は「豊清山平和観音寺」として本尊が祀られ宗教施設のようだったそうです。

上階ならびに地階のほとんどは奥内の個人コレクションからなる博物館となっていました。



また、観音像の首の下付近は、大阪の街並みや大阪湾を一望する展望台となっていますが強風の日などはこの場に立つと大きく揺れたということですから、後世に残すという目的で作った訳ではなさそうです。


内部4階にはかつて海の見える展望レストランも存在しましたが、経営が悪化すると休業しています。



一時的な観光客誘致目的のみで建設された施設ですが、当初は多い日には2000人の来客を集めたということです。

結局、税金によって解体をすることになったのですが、相続放棄をされてしまえば責任の追及することも出来ませんからね。


今後、巨大な建造物を建造する際には予め解体費用を供託させるような法律があると安心なのかもしれませんね。

とりあえず、今は金があるから目立つものを造ろう!そんな道楽を安易な気持ちでさせないためにも良いかもしれませんよ。


物を造る時には処分する時のことも考えさせる、必要なのとだと思いますけど^^


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