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福島東京電力第一原発・処理水タンク増設へ [最近のニュースから]

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東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所が被災してから10年を迎えました。



覚えていらっしゃると思いますが、2011年3月11日(金)14時46分、三陸沖に起きたマグニチュード Mw 9.0、最大震度7の大地震が発生しました。


昨年は帰還困難区域以外すべての避難指示が解除され、東日本大震災・原子力災害伝承館の開館、三陸鉄道の二度目の全線復旧など、東日本大震災からの復興を象徴するような出来事もありましたね。


この地震で大きな津波が起こり、東日本の太平洋側の地域が大きな被害を受けています。



TVでもその状況が映し出され、9m以上の高さの津波が街を飲み込み、建物の5階まで浸水した地域もありました。

東日本大震災の死者のほとんどが津波による被害と言われていますね。



現在も行方不明者は2,527人、捜索活動はいまもなお続けられています。



また、この震災によって避難した人は最大で約47万人で現在も4万1,241人の方が本来の自宅以外の地域や仮設住宅などで暮らしています。


復興オリンピックと称して、一部の人間の利益のためにどれだけの税金が使われたのでしょう。



被災地の復興なんてまだまだ遠い先の話しなんです!



私が一番気になっているのが、世界中から注視されている福島の汚染水問題なんです。



日々増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む水の処分方法について、政府は来週13日に海への放出を決定する方針を固めたそうです。


放出前後のトリチウムの濃度を調べるモニタリングの強化や風評被害の対策を徹底し、それでも生じる被害には丁寧な賠償を実施するとしています。


そのことを知った翌日に、東電が政府の汚染水処分方針決定後に保管タンクの増設を表明したようです。



東電は現状でのタンクの満杯時期を2022年秋ごろとしています。



放出するにしろタンクの増設にしろ、その準備にはそれなりの時間が掛かるでしょう。



東電がタンク増設を決めた裏事情は、もしかしたら汚染水の海洋放出をする準備期間が足りなかったのかもしれませんよね。


土壇場で気が付いたのでしょうか???



政府も東電も、やっていることは額面通りに受け取れませんからね。



厄介なこと面倒なことは全て先送り、まるで私が小学生の時の夏休みの宿題のようです^^


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