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唯一の被爆国としての日本の役割を果たせ! [最近のニュースから]

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タイのバンコク芸術文化センターで、8月6日、~9日までの日程で原爆展が開かれましたが、ご存じでしたか?^^


被爆直後の広島と長崎の写真や被爆者が当時の様子を描いた絵などを展示されました。



訪れた市民は、原爆によるあまりにも悲惨な状態に驚いたようです。



会場では広島で被爆し、病床で折り鶴を作り続けた佐々木禎子さんを題材にしたアニメが上映されました。



会場を訪れた女子大学生は「禎子さんが気の毒。原爆がこれほど大きな被害を人にもたらすとは知らなかった」と涙ぐんでいたそうです。


わが国は、唯一の戦争被爆国であることを忘れてはいけませんよね。



きっと、世界中の多くの人たちは、核兵器が如何に恐ろしい兵器なのかに気が付いていないでしょう。



75年前に身を以て経験をした私たち日本人でさえ、その記憶が薄れていることは否めません。



その証拠に、わが国の政府は、核兵器禁止条約をめぐって「現実の安全保障を踏まえていない」として、17年3月から始まった交渉会議にも参加していないのです。


口先ばかりのわが国の政府は、『核軍縮の進展に向けて核保有国と非核保有国の「橋渡し役」を担うと表明しているのですから、恥ずかしくなってしまいます。


こんな前政権の方針を継承するとしている新政権、わが国の果たすべき役割を思い出してほしいですね!



さて、本題に入りますね^^ 前置きが長くてすんません。



昨日、2020年10月24日に史上初めて核兵器を全面禁止する「核兵器禁止条約」を批准した国・地域が、発効に必要な50に達しました。


50か国目に参加を批准したのは、中米のホンジュラス共和国( República de Honduras)です。



その条約は90日後の来年1月22日に発効します。



「核兵器禁止条約」は2017年7月、国連加盟の6割を超える122カ国・地域の賛成多数で採択されました。



条約は、核兵器の開発や保有、使用だけでなく、核兵器による威嚇、他国の核兵器を自国内に配備することなどを全面的に禁止しています。


世界的に「核なき世界」に向けた第一歩となるのでしょうが、菅さんは安倍さん同様にわが国の役割を放棄し続けるのでしょうか?


現状はどうあれ、将来は核のみならず人殺しの道具を持たない世界にしたいですよね。



その為にも、核に依存しているとしている国々が参加することが必要なのでしょう。



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朝日新聞デジタルさんの記事よりお借りしました



共同通信さんの記事によりますと、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんは「やっと夢見た瞬間がやって来た」と喜び、核兵器廃絶に向け「道のりは長いが一歩ずつ前進していきたい」「体が震え、喜びや驚きで胸がいっぱいになり、言葉にならなかった」「次の行程を考えると、責任を強く感じる」とコメントをされたそうです。

 

さらに、条約に批准しないとしている日本政府の姿勢に「長年のぶざまな姿だ」とも。



本当に節子さんの仰る通りだと思います。


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