SSブログ

うがい薬で新コロ退治 ? (^^ゞ [最近のニュースから]

スポンサードリンク
0020.jpg




薬局では、うがい薬が品切れ状態です!



既に、転売を始めているバカもいるようです。



メーカー側は、増産体制に入ったり、増産を始めたりしているところもあります。



ニュースを観ていましたら、大阪府の吉村府知事から、『ポビドンヨード(商品名イソジン)のうがいが、新型コロナウイルスの量が減る』という趣旨の発表をしたんです。


確か、隣には大阪市長の松井さんも居ました。



吉村知事は好きな政治家の1人なのですが、知事らしくない発言だったと思いました。



やはり、知名度のある方がテレビという媒体を使った発言は、影響力がありますからね〜。



以前、納豆が痩せるとか、バナナが痩せるとか、テレビの番組で放送された時には買い占めにより、極端な品不足となりましたよね。


今回も店頭からはうがい薬が消えてしまいました。



これは、想定できたことでしょうね。



更に、知事が効果があったと話したのですが、厚生労働省は5日、国として推奨する段階ではないとの見解を示しています


厚労省の担当者は、国会内で開かれた野党の会合で、「国として推奨するとかしないとか、そういう段階ではない」と述べています。


「効果があるというには時期尚早ではないか。引き続き、研究を続けていただきたい」ということでした。


一方、日本医師会の中川俊男会長は5日の定例記者会見で、「科学的根拠が十分ではない」と指摘した。「不適切だと責めるつもりはないが、国民には慌てて行動しないようにしてもらいたい」と話したそうです。


『ポビドンヨードによるうがい』は、強力な殺菌性ゆえに、のどや口の中にもともといる『正常な細菌』をも叩いてしまいます。


さらには、粘膜なども痛めてしまう可能性もあるそうです。


また、一般的に、ポビドンヨードのうがい薬の安全性は高いと考えられますが、長期使用に関しては甲状腺機能を障害する可能性が指摘されています。


そのため、長期に使い続ける場合は定期的な検査が推奨されるということです。


今回の吉村知事の報道は、うがいによって一時的に唾液の中の新型コロナが減っても、その後の新型コロナによる悪化が防がれるという研究結果ではないのです。


検査の陽性率が下がった、という結果だけなんですよね!



なお、新型コロナに関して、『予防的・定期的なポビドンヨードの使用が有効かどうか』ということは、現在2本の研究が進行しているそうです。


使用を考えるのは、その結果をみてからでも良いのではないでしょうか。



考えられることは、口内の新コロを殺菌することで、一時的には飛沫感染が抑えられるのかもしれませんよね^^


スポンサードリンク



nice!(146) 

nice! 146

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。