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中国の検査キットに問題あり! [最近のニュースから]

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わが国では、新型コロナウイルスの感染者がどんどん増え続けていますね。



朝日新聞さんの記事によりますと、26日深夜から27日午後9時半までに新たに109人の感染が確認されたそうです。


1日の感染者が100人を超えたのは初めてで、東京都では40人が確認され、3日連続で40人台となり、合計は299人となっています。


大阪府でも20人増えています。



この記事のアップが29日ですから、もっと増えることになるのでしょうね。



欧州も米国も大変な状況になっています。



震源地の中国では、国内で新たな患者が発生していないとしているようですが、25日の記事にも書きましたが額面通り信用は出来ないようです。


どうやら中国政府だけではなく、中国の企業が作っている検査キットにも問題があるようです。



スペインの日刊紙ElPaís(エル・パイス)によりますと、その企業は、Bioeasyという中国のバイオテクノロジーの会社だそうです。


スペイン政府は26日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が新たに655人増えて、4089人になったと発表しましています。


死者が4000人を超えたのは、イタリアに次いで2か国目です。



また感染者は、新たに8578人増えて、5万6188人となりました。



死者は5日間で3倍に、感染者は倍以上に増えています。



同紙によりますと、スペイン保健当局は、この検査キットを使うべきではないと判断していて、検査キットを返品することを決めたそうです。


スペイン政府が中国から大量購入した検査キットで実施された検査では、ウイルス感染者を正しく特定できたのはわずか30%だったというのです。


アメリカ疾病管理予防センターは、インフルエンザの迅速検査の感度は80%以上必要だとしているそうで、同検査キットは数分で結果が得られるが、通常は正規の検査ほど正確ではないということが分かっています。


例によって、安かろう悪かろうの製品だったということですね。



いくら早く検査結果が出ても、信用できない結果では話になりません。



現在、医療従事者は、結果を出すのに時間のかかる他の検査キットを使っているということです。



チェコの医療専門家も、中国からの迅速検査キットが適切に機能していないと述べているが、これらの検査キットがBioeasyによって製造されたものかどうかは明らかではないそうです。


前述したとおり、中国は国内で新たな患者が発生していないと報告しており、流行が鈍化しているため、他国に医療従事者を派遣し、マスクや検査などの医療機器を寄付しています。


有難いことなのですが、中国国内の状況は本当に大丈夫なのでしょうか?



中国政府は自国民の生命よりも「メンツ(面子)」重んじるようですから、心配なところですね。


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