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ガソリン価格が値下がり傾向!^^ [気になる情報]

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最近は新型コロナウイルスの話題が多かったので、今日は私たちの生活に欠かすことのできない石油を取り上げてみました。


先日、車に給油をする為ガソリンスタンドに行きました。




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フリー画像からお借りしました




先月に比べてガソリンの価格が下がっていました。



消費者にとっては嬉しいことなのですが、どうして値段が下がったのかを調べてみたんです。



原油の産出国上位3は、一番はアメリカ、二番がサウジアラビア、三番がロシアなんだ、そうです。



一番はサウジアラビアじゃないの?と言う方もいらっしゃると思います。



アメリカで起きた『シェールオイル革命』を思い出してください。



そのシェールオイルによって、原油生産量は、2017年に1000万バレルを超えています。



2018年はロシアやサウジアラビアを抜いて、現在は世界最大の産油国になっているんです。



その原油生産量トップ3の影響が一つの要因で、ガソリン価格が下がっているようです。



先ず、OPECプラスによる追加減産と減産延長に関する提案をロシアが拒否したことから、現行の協調減産の期限が切れる3月末以降は各国が自由に産油量を決定することになりました。


ロシアとサウジアラビアが主導した3年間に渡るOPECプラスの協力体制は終了することになりました。



ロシア、サウジアラビア共に原油の増産体制に入っています。



今後、アメリカ、ロシア、サウジアラビアなどで「原油戦争」が始まるのでしょう。



そうなると、アメリカのシェールオイルは採掘コストが高く、サウジやロシアとの「価格戦争」になれば不利になるのでしょうね。


そして、次の要因としては、今回の新型コロナウイルスの感染拡大も影響しています。



世界経済の減速懸念は根強く、今後も石油需要の冷え込みが続くのかもしれません。



石油がダブつけば自ずと価格は下がるのですが、その理由が分かると喜ばしいことではありませんね。



因みに、経済産業省「石油統計速報 令和2年1月分」を見てみました。



原油の動向
1月の原油輸入量は1,453万kl、前年同月比90.7%と前年を下回った。輸入量の多い順にみると、

(1)サウジアラビア(528万kl、前年同月比79.0%)
(2)アラブ首長国連邦(465万kl、同111.9%)
(3)クウェート(157万kl、同143.4%)
(4)カタール(148万kl、同116.2%)
(5)ロシア(52万kl、同74.0%)となっている。

なお、今月の中東依存度は93.4%、前年同月に比べ5.3ポイント増と5ヶ月連続で前年を上回った。

【次回の速報公表予定日】「2月分速報」は令和2年3月31日(火)13時30分ということです。



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