車の空調「内気循環」と「外気導入」どのように使用していますか? [ちょっと気になること!]
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車を運転される方にお聞きしますね。
車の空調には「内気循環」と「外気導入」の二つがありますよね。
ようするに、スイッチを切り替えるだけで外気を導入するか遮断するかの違いなんですけど。
その空調、通常はどちらを選んでいますか?
あのJAF(日本自動車連盟)さんがその身近な疑問について検証を行ったそうです。
その結果が同社ホームページに掲載されていますよ^^;
「内気」にすべきか? 「外気」にすべきか? 意外と知らない人は多いのではないでしょうか。
興味のある方は少々お付き合いくださいね!
私は、花粉の季節や幹線道路(排気ガスの気になる場所)を走るときには「内気」にしておくことが多いです。
外気を遮断した状態で健康上の問題はないのでしょうか?
JAFさんは、クリマを2第用意して二酸化炭素と一酸化炭素、酸素などの濃度の計測を車内に計測器を設置して行いました。
車両には4人が乗車して、高速道路や郊外・山道、市街地などを各1時間走行しています。
《検証に際しての条件》
・2台のテスト車両のエアコンフィルターは新品に交換
・エアコンは「オート」26℃設定
・窓をすべて閉め、乗降もなし
走行した道路別の結果は以下のとおりです。(JAFさんのホームページより抜粋)
■高速道路
高速道路では、内気循環で走行した車のCO2の濃度が最大で4,520ppmでした。また、外気導入で走行した車においては、トンネル内で走行していると、排ガスの影響もあり一時的にCO2やCOの数値が高くなることもありました。
■郊外・山道
郊外・山道では、内気循環で走行した車のCO2の濃度が最大で4,730ppmとなりました。
■市街地
市街地では、内気循環で走行した車のCO2の濃度が最大で6,770ppmとなり、外気導入と比べて約5.5倍の数値となりました。
東北大学大学院医工学教授の永富良一氏によると「いくつかの研究報告によるとCO2の濃度が3,000ppmを超えると、疲労感の増加や注意力の低下、さらに、眠気や頭痛を訴える人が増加します。
短時間では問題がないという結果もあるので一概には言えませんが、CO2が増えるほど影響が大きくなるのは明らかなので、運転中はできるだけ外気導入にするか、最低でも1時間に1回は換気するといいでしょう。」
市街地を内気循環で走行した場合、CO2の濃度が最大で6,770ppmとなり、疲労感の増加や注意力の低下などの症状が現れるとされる3,000ppmの約2倍とかなり高い数字が計測されました。安全運転のためにも定期的な休憩を取り、車内の空気の入れ替えを心がけましょう。
花粉量の調査については、花粉を確認することはできましたが微量でした。最近のエアコンフィルターはある程度花粉を除去できるため、外気導入でも花粉を心配する必要はあまりなく、むしろ衣類に付着した花粉や乗降時に車内に付着した花粉を除去した方が重要だと言えるでしょう。
今回の検証結果から、高速道路のトンネル内などのような限られた場所以外、通常の走行時には「外気導入」にしておいた方が良いのかもしれません。
しかし、JAFさんはロードサービスだけではなく、いろいろな事をしているんですね^^
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車を運転される方にお聞きしますね。
車の空調には「内気循環」と「外気導入」の二つがありますよね。
ようするに、スイッチを切り替えるだけで外気を導入するか遮断するかの違いなんですけど。
その空調、通常はどちらを選んでいますか?
あのJAF(日本自動車連盟)さんがその身近な疑問について検証を行ったそうです。
その結果が同社ホームページに掲載されていますよ^^;
「内気」にすべきか? 「外気」にすべきか? 意外と知らない人は多いのではないでしょうか。
興味のある方は少々お付き合いくださいね!
私は、花粉の季節や幹線道路(排気ガスの気になる場所)を走るときには「内気」にしておくことが多いです。
外気を遮断した状態で健康上の問題はないのでしょうか?
JAFさんは、クリマを2第用意して二酸化炭素と一酸化炭素、酸素などの濃度の計測を車内に計測器を設置して行いました。
車両には4人が乗車して、高速道路や郊外・山道、市街地などを各1時間走行しています。
《検証に際しての条件》
・2台のテスト車両のエアコンフィルターは新品に交換
・エアコンは「オート」26℃設定
・窓をすべて閉め、乗降もなし
走行した道路別の結果は以下のとおりです。(JAFさんのホームページより抜粋)
■高速道路
高速道路では、内気循環で走行した車のCO2の濃度が最大で4,520ppmでした。また、外気導入で走行した車においては、トンネル内で走行していると、排ガスの影響もあり一時的にCO2やCOの数値が高くなることもありました。
■郊外・山道
郊外・山道では、内気循環で走行した車のCO2の濃度が最大で4,730ppmとなりました。
■市街地
市街地では、内気循環で走行した車のCO2の濃度が最大で6,770ppmとなり、外気導入と比べて約5.5倍の数値となりました。
東北大学大学院医工学教授の永富良一氏によると「いくつかの研究報告によるとCO2の濃度が3,000ppmを超えると、疲労感の増加や注意力の低下、さらに、眠気や頭痛を訴える人が増加します。
短時間では問題がないという結果もあるので一概には言えませんが、CO2が増えるほど影響が大きくなるのは明らかなので、運転中はできるだけ外気導入にするか、最低でも1時間に1回は換気するといいでしょう。」
市街地を内気循環で走行した場合、CO2の濃度が最大で6,770ppmとなり、疲労感の増加や注意力の低下などの症状が現れるとされる3,000ppmの約2倍とかなり高い数字が計測されました。安全運転のためにも定期的な休憩を取り、車内の空気の入れ替えを心がけましょう。
花粉量の調査については、花粉を確認することはできましたが微量でした。最近のエアコンフィルターはある程度花粉を除去できるため、外気導入でも花粉を心配する必要はあまりなく、むしろ衣類に付着した花粉や乗降時に車内に付着した花粉を除去した方が重要だと言えるでしょう。
今回の検証結果から、高速道路のトンネル内などのような限られた場所以外、通常の走行時には「外気導入」にしておいた方が良いのかもしれません。
しかし、JAFさんはロードサービスだけではなく、いろいろな事をしているんですね^^
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2019-05-31 00:00
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