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避難所に認知症の人がいたら! [気になる情報]

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今日は災害時に、もしも避難をした場所に痴呆症の方が居た時に覺えておいて頂きたいことを話題にしてみました。








「災害時のために知っておきたいこと!」3記事目です。








毎年、日本中で災害が起こっていますね。








今年も、各地で災害が起こり、いまだに避難所で過ごされた方もいらっしゃいます。








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市民防災研究所さんの防災イラスト集よりお借りしました。








避難所に認知症の人がいたら?BuzzFeed Japanさんに、そんな記事が掲載されていました。








その記事を読んでみましたら、知っておいた方が良い内容だと思いましたので、今日の話題に選びました。








『覚えておきたい3つのポイント』厚労省の「避難所での認知症の人と家族支援ガイド」という資料があるそうです。







その資料は、社会福祉法人東北福祉会 認知症介護研究・研修仙台センターが監修を務め、東日本大震災被災三県の621事例をもとに2012年に作成した資料だということです。








もし、避難所に認知症の人がいた場合に、家族や周囲の人はどのような点に気をつければいのでしょう。








その資料には、3つのポイントが紹介されています。 
「1.環境づくり」

資料によると「認知症は人や急激な環境の変化についていけない病気」ということから、環境づくりが大切としています。

出来れば、介護している家族と避難所の隅の方へ行き、パーテーションなどで仕切って安心できる空間を設けられると良いそうです。

また、同センターが実施した「避難生活を継続するために必要だったことは?」とのアンケートには次のような声もあったそうです。



・認知症の人専用スペースを確保する



・専用のおむつ交換や排せつスペースが必要



・落ち着く静かな環境



・顔見知りの人が近くにいる環境



「2.かかわり方」

認知症には周囲の人の理解も大切といいます。

認知症の人への接し方として、次の4つのポイントが挙げられています。

1.驚かせない



2.急がせない



3.自尊心を傷つけない



4.介護者へも声かけを

東日本大震災では、避難所生活の条件として「周囲の方の理解があった」「介護者を支援する人がいた」「日課や役割などを作った」などの教訓があったということです。

「3.二次避難所へ」

3点目として、福祉避難所への移動準備をすることが必要なのだそうです。

東日本大震災では、認知症の人が一次避難所で生活できる限界は平均3.11日だったそうですから、避難をした後早めに福祉避難所への移動準備が必要ということなんですね。

認知症患者だけではなく、介護者の負担も増大することも忘れてはいけません。








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堺市のホームぺージよりお借りしました








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堺市のホームぺージよりお借りしました







平成29版の高齢者白書の65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)でした。








37年(2025)には約5人に1人になるとの推計もあります。








災害時の避難場所には、まず認知症の患者さんが居ると考えておいた方が良いでしょうね。








行政は、その際に速やかに福祉避難所へ移動ができるように、民間施設などの協力を得て準備をしておく必要があるのでしょうね。







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