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「てんかん」で交通事故、会社の責任は? [最近のニュースから]

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フリー画像からお借りしました









「てんかん」という病気を聞いたことのある方、沢山いらっしゃると思います。









てんかんの発症率が100人に1人と言われているそうですから、全国に約100万人の患者さんがいると考えられます。








現代の医療では、投薬などの治療で発作を70~80%の人でコントロール可能で、多くの人たちが普通に社会生活を営んでいます。









しかし、2割の人は、薬を飲んでも発作をコントロールできない状態「難治性てんかん」なのだそうです。








一時期、てんかんの患者さんによる交通事故のニュースが頻繁に報道されていました。









確か、服用しなければいけない薬を飲まないで、車両を運転しての事故などと記憶しています。









今年2月に、大阪市生野区で歩道にショベルカーが突っ込み、児童ら5人が死傷した事故がありました。









運転していたのは、建設会社に勤めていた男性でした。









事故現場近くの府立生野聴覚支援学校に通う11歳の児童が死亡し、他の児童2人と教諭2人も重傷を負っています。








男性は、服薬しても発作を止められないほど症状が重かったそうです。









医師から運転を控えるよう求められていたということです。









その男性は、「難治性てんかん」だったのでしょうね。









しかし、男性はてんかんの持病を隠して運転免許証を更新していたそうです。









いつ発作が起こるのか分からない状態で、日常的にトラックやショベルカーの運転を続けていたのです。









昨年は、勤務中に物損事故を起こしたといいますから、相当悪質と判断してよいのでしょう。









先にも述べましたが、日本にはてんかんの患者さんが約100万人いると考えられてるそうですから、一人でもこの様な無責任なことをされると、多くの方に迷惑がかかることになりますね。









てんかんという病気への偏見を抱く人も出てくるのではないでしょうか。









いわれなき差別の対象とならないことを願っています。









大阪府警は、男性の容疑を業務上過失致死傷容疑よりも更に思い危険運転致死傷で大阪地検に追送検したそうです。








そして、府警は管理責任者らについて業務上過失致死傷容疑での立件を考えているようです。









会社の責任も重大だと思います。









本人から申告がなかった、知らなかったということは通用しないです。









最後に、てんかんによって就労を制限される状況の方には、行政の十分な支援も必要でしょうね。









障害年金の申請が出来たと思うのですが、生活をする上で十分とは言えないのかもしれません。









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