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高速料金「キセル」その結末は? [最近のニュースから]

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「キセル」と言うと、鉄道の不正乗車が思い浮かびますね。









乗車駅から降車駅までの乗車券を買わなければならないのに、乗車駅からその近くの途中駅までの乗車券と降車駅の近くの途中駅から降車駅までの2枚の切符を使用して両方の改札を通ることを「キセル」乗車と言います。








昨年、アイドルグループ「「HKT48」」のファンが組織的に新幹線のキセル乗車を繰り返し、150回以上のキセル乗車をしていたという事件がありましたね。









警視庁保安課は、建造物侵入の疑いで、私立大3年、山下貴史容疑者を逮捕、男性会社員も無賃乗車の疑いで書類送検されました。









「キセル」は犯罪行為なのですが、どうもその意識が低いようですね。









今日は、高速道路でETCを利用した不正通行を話題にしてみました。











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フリー画像からお借りしました









ETCの不正通行は全国で相次いでいるそうです。









例えば、料金所の出口で前の車のすぐ後ろにくっついてゲートをすり抜ける「カルガモ走行」と言われている単純な手口が多いようです。









今回発覚したのは、運送会社の社員が高速道路の上り線と下り線を走る2台のトラックがサービスエリアなどで、それぞれの自動料金収受システム(ETC)カードを交換する手口で、福岡市の運送会社が1年余りで248回の不正通行を繰り返していたそうです。










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フリー画像からお借りしました









これは会社ぐるみの犯行で、通行料金約229万円の支払いを免れていました。









同社は、ペナルティーとして免れた分の2倍の約458万円を支払うことになった
ようです。









ペナルティーが約458万円と正規の高速料金ですから総額で約687万円になります。









不正通行を始めた訳は、燃料代が上がっても荷主に請求できない状態が続いていたからだそうです。









トラック業界では、一般道を使って高速料金を浮かせる会社が多いようですが、同社は「乗務員の疲労を考慮」して、従業員に不正通行を指示していたということです。









いろいろと理由(言い訳)はあるのでしょうが、不正通行をして良いということにはなりませんからね。









燃料代が上がったのであれば、荷主に請求できないということ自体が合理的ではないのですから、企業努力をしても補えない部分は消費者に負担を願うしかないのです。









安易にルール違反をすることは選択肢にはないはずです。









そして、ルール違反をすれば確実に発覚するということも忘れてはいけませんね。









トラック運転手のみなさんの労働条件が、悪化してといるということが心配です。









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