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セクハラを絶対に許すな! [最近のニュースから]

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今日は、セクハラを話題にしてみました。








厚生労働省の調査によると、職場でセクハラ「被害経験ある」3割弱、そのうち6割超が泣き寝入りしていたそうです。








酷い状況なんですね。









「セクハラ」セクシャルハラスメントについて、法務省委託 企画:法務省人権擁護局・全国人権擁護委員連合会財団法人 制作:財団法人 人権教育啓発推進センターが2010(平成22)年3月に発行された冊子には、次のように明記されています。


『人種、性別、民族、年齢などを理由とした差別は、人権問題であると広く
認められています。


「セクハラ」も、相手の人権を無視した不快感を与える行為であり、人権問題のひとつです。かつては、「恋人はいるの?」「そろそろ歳だね」「子どもはいつ生まれるの?」などの言葉を気軽にかけたり、男性が女性に対し挨拶代わりと称して、手で肩や腰などに触れる行為が見過ごされてきた時代もありました。


当時は、そうした不快感を与える行為がセクハラとして人権問題になるという考え方はまだ少なく、言葉をかけられたり身体を触られた女性の多くは、じっと我慢したり、あるいは黙って職場から去っていたのです。


また、性的な言動については個人により受け止め方が異なるため、セクハラかどうか判断が難しいという指摘もありますが、そもそも相手の気持ちを考えず「この程度なら大丈夫」という考え方が問題です。


セクハラを未然に防ぐためには、他人の人権に十分配慮して行動できる一人ひとりの人権意識が重要です』









今はそういう時代なのですが、いまだに気が付いていない男性が沢山いるようです。









今月16日に、2018年のピュリツァー賞が発表されました。









ピュリツァー賞は、アメリカの報道界で最高の栄誉とされています。









ニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーカー誌が公益賞を受賞しました。









両紙は、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏らによるセクハラ疑惑を報じたという功績が認められたのです。









『Me too(私も)』ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為が明らかになったことで、セクハラや性的虐待に立ち向かう動きが世界中に広がっています。










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ニューヨーク・タイムズは、元TBS記者の山口敬之氏から性的暴行を受けたと訴えているジャーナリストの伊藤詩織さんを紹介する記事を掲載しています。











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訴状によると、原告側は「2015年4月4日午前5時ごろ、原告が意識を失っているのに乗じて、性行為をされた」「原告が意識を取り戻した後も、押さえつけるなどして性行為を続けようとした」と主張しています。









彼女は、2017年5月、顔と実名を公表して被害を告白しました。











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本当に勇気のある行動だと思います。









しかし、2度不起訴処分となっています。









「一度目の不起訴処分」2015年4月9日に伊藤さんは警視庁に相談、高輪警察署は同月末に準強姦容疑で告訴状を受理し、捜査を開始。6月初めに逮捕状が発行されたが、2016年6月8日、成田空港において山口を逮捕する直前に当時の警視庁刑事部長中村格が執行の停止を命じ、逮捕は行われなかった。2016年7月22日、約1年4ヶ月に渡る捜査の末、東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分とした。


「二度目の不起訴処分」
2017年9月21日(公表は22日)、市民からなる東京第六検察審査会が「慎重に審査したが、検察官がした不起訴処分の裁定を覆すに足りる事由がなかった」とし、不起訴相当と議決した。
出典:wikipedia









我が国では、このレイプ事件について、今まで大手のメディアが報じたことはほとんどなかったようです。










逮捕状が発行されながら、逮捕直前に執行の停止となるということは、余程大きな力が働いたとしか考えられないでしょうね。









そして今回は、財務省の福田淳一事務次官がテレビ朝日の女性社員に対して行ったセクハラ行為が問題となっています。









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福田氏は、セクハラ行為を認めず辞職を表明しています。









辞職理由は「財務省が厳しい状況の中でこのような報道が出たことが不徳の致すところ。現状で職責を果たすのは困難で、麻生財務大臣に辞職を申し入れた。ご迷惑をかけた関係者の皆様におわびを申し上げたい」ということです。








わが国は、セクハラについてもっと厳しく対応すべきではないでしょうか。









人権に関する問題だということ、理解すべきですよね。









前述した山口敬之氏、そして福田淳一氏の問題について、私たちは真実を追求すべきです。









政治家や役人の辞め逃げを許してはいけません。









福田淳一氏は真実を明らかにして、懲戒解雇が妥当ではないでしょうか。









真実を追求するためには、マスコミのみなさんの力が必要であることは言うまでもありません。









あっ!最後になりましたが、テレビ朝日の女性社員が度重なる福田淳一氏からのセクハラ行為を自分の上司に報告した際に会社として問題としなかったということ、非常に残念に感じています。









自身のマイナスを覚悟で声を発した彼女たちを、絶対に失望させてはいけないですよね!









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